夏(6月〜8月)
夏は心が弱りやすい季節。(五行色体表より)
暑い日が続くと体は脱水状態になり血液の水分も奪われます。その結果、血がドロドロになり、心臓に負担がかかりやすくなるのです。夏の時期、疲労や倦怠感、立ちくらみ、動機、のぼせ、不眠などの症状が出やすいという方は、おそらくこの心機能の低下から来ています。
そんな夏特有の不調にオススメなのは、旬の食材(赤い食材)そして、まごはやさしいわの食べ合わせです!
『夏のまごはやさしいわ』を参考に、普段の食事を意識してみましょう!
夏のまごはやさしいわ
ま(豆類):いんげん、枝豆、さやえんどう
ご(種実):アーモンド
は(発酵食品):味噌、醤油、納豆、ぬか漬け、お酢、キムチ(植物性発酵食品)
鰹節、ヨーグルト、チーズ(動物性発酵食品)
や(野菜):トマト、キュウリ、レタス、ナス、ピーマン、パプリカ、ズッキーニ、トウモロコシ、オクラ、ゴーヤ、かぼちゃ、ルッコラ、ニンニク、しそ、らっきょう、ミョウガ、生姜、青唐辛子etc
さ(魚類):うなぎ、イワシ、アジ、穴子、鮎
し(きのこ類):きくらげ
い(芋類):里芋、じゃがいも
わ(海藻類):もずく、こんぶ、ひじき
夏の五味
夏に意識したい味は苦味!!
苦味は弱った心臓の働きをサポートします。
ぜひお料理に苦味の多い食材を摂り入れましょう!
レシピ
実際に「春のまごはやさしいわ」の食材を使用した簡単レシピをお載せします♪
夏野菜は、夏野菜は夏バテ防止に役立つミネラルや色素が多く含まれています。
ぜひ、こちらのレシピを参考にしてみてください(^^)
〈夏野菜のミネストローネ〉
【材料(1人前)】
・トマト ・・・適当
・にんじん ・・・適当
・玉ねぎ ・・・適当
・ナス ・・・適当
・ズッキーニ・・・適当
・ホールトマト缶 ・・・1/4缶
・大豆(缶)・・・適当
・オリーブオイル・・・小さじ1
・ニンニク ・・・1/2粒
・水 ・・・250ml
・コンソメ顆粒・・・小さじ1
・塩 ・・・少々
・黒こしょう・・・少々
(パセリ ・・・少々)
【つくりかた】
1、野菜を食べやすい大きさに切る。ニンニクはみじん切りにする。
2、鍋にオリーブオイル、ニンニクを入れて熱し、香りが出てきたら(1)の野菜を入れる。
3、野菜がしんなりしてきたら、ホールトマトを潰しながら入れ、水を切った大豆、水、コンソメ顆粒を加え、中火で10分ほど煮立てる。
4、にんじんに火が通ったら、塩と黒こしょうで味を調える。
⭐︎完成⭐︎
〈モロヘイヤのおひたし〉
※自家菜園のモロヘイヤには一部茎に毒を含んでいることがあります。茎は使わないでください。スーパーで販売されているモロヘイヤは使用可です。
【材料(1人前)】
・モロヘイヤ ・・・1束
・塩(塩茹で用)・・・小さじ1
・昆布だし ・・・100ml
(※ファスティング回復食3日目で味噌汁を作るので、多めに出汁を作っておくのも有りです!その場合:水500mlに出汁用こんぶ1枚)
・しょうゆ ・・・小さじ2
・みりん ・・・小さじ2
・かつおぶし・・・適量
【つくりかた】
1、モロヘイヤの葉をちぎり、茎の下半分は捨てて、上半分を食べやすい大きさに切る。
2、鍋で湯を沸かし、塩を加える。(1)を入れ、20秒経ったらザルにあけて冷水で冷やす。
3、水気をよく切り、蓋付き容器に入れる。
4、こんぶ出汁100mlとしょうゆ、みりんを合わせ、(3)のモロヘイヤにまんべんなくかける。
5、冷蔵庫で15分ほど味を馴染ませれば完成⭐︎
盛り付け時にかつおぶしをかけると美味しいです。
〈夏の味噌汁〉
旬の食材は、季節ごとに体が必要とする栄養素がたくさん含まれています。
意識して食卓に取り入れてみましょう♪
【材料(1人前)】
・お好みの旬の野菜
(おすすめの食材:オクラ・なす・ほうれん草・つるむらさきetc)
・豆腐 ・・・適量
・わかめ・・・適量
・出汁用こんぶ・・・1/2枚
・水 ・・・150ml
・味噌(無添加)
【つくりかた】
1、旬の野菜と豆腐を食べやすい大きさに切る。
2、鍋に水と出汁用こんぶを入れ、中火にかける。
3、沸騰する前に出汁用こんぶを取り出し、(1)の野菜を入れる。
(前日にだし汁を作っている場合は、鍋にだし汁を入れ、根菜類の場合は火をかける前に、葉物の場合は小さい気泡が出てきた頃に鍋に野菜を入れてください。)
4、野菜に火が通ったら、豆腐とわかめを入れる。
5、火を消して、味噌を入れて味を整えれば完成★
〈夏のネバネバサラダ〉
【材料】
・オクラ ・・・3本
・キュウリ ・・・5cm
・つるむらさき・・・1束
・みょうが ・・・1/2個
・しそ ・・・1枚
・生姜 ・・・お好みの量
・市販めかぶパック・・・1パック
・オリーブオイル・・・お好み
・しょうゆ ・・・小さじ1
・もみのり(お好みの量)
【つくりかた】
1、鍋で水を沸かし、塩をひとつまみ入れ、オクラとつるむらさきをそれぞれ茹でる。
2、オクラとつるむらさきに火が通ったら冷水で冷やし、水をよく切ってから、食べやすい大きさ(オクラは輪切り、つるむらさきは一口大)に切る。
3、キュウリ、みょうが、しそ、生姜を千切りにする。
4、大きなボウルに(2)と(3)、市販のめかぶ、しょうゆを入れ、よく混ぜる。
5、器に盛り付け、もみのりを振りかけて完成⭐︎
量が欲しいときは、水で戻したわかめを加えても美味しいです♪
〈ズッキーニの簡単電子レンジ焼き〉
オリーブオイルには解毒作用や悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
お店で購入するときはエキストラバージンのオリーブオイルを購入しましょう。
【材料(1人前)】
・ズッキーニ・・・1本
・オリーブオイル・・・大さじ1
・塩 ・・・少々
・黒こしょう・・・少々
【つくりかた】
1、ズッキーニのヘタを落とし、薄さ1cmずつ縦に切る。
2、耐熱容器に(1)を乗せ、サランラップをかけて電子レンジ600wで3分加熱する。
3、竹串で刺したときにスッと入ればOK。入らないようであれば、1分追加で加熱する。
4、ズッキーニの表面にオリーブオイルをへらなどで伸ばし、塩と黒こしょうで味付けをすれば完成★
〈ゴーヤチャンプル〉
【材料(1人前)】
・ゴーヤ ・・・1/4本
・もやし ・・・1/6袋
・木綿豆腐・・・1/4丁
・玉子 ・・・1個
・昆布だし・・・大さじ4(60g)
・塩 ・・・ひとつまみ
・米油orえごま油(無ければサラダ油)・・・大さじ1
(調味料)
・しょうゆ・・・小さじ2
・みりん ・・・小さじ2
・こしょう・・・少々
・かつおぶし(お好みで)
【つくりかた】
1、ゴーヤを縦半分に切り、スプーンなどで種を取る。(※ワタにも栄養が含まれているため種が取れれば大丈夫です。)1/4本を厚さ3mm程度半月切りにし、塩で揉んでよく水洗いをしてから水をきる。木綿豆腐を食べやすい大きさに切る。玉子はボウルに割ってよく溶きほぐし、昆布だしと塩を加えてよく混ぜる。
2、フライパンに油を熱し、玉子を入れて半熟程度まで炒めて、取り出す。
3、玉子を取り出したら、ゴーヤ、もやしの順に入れて炒める。
4、ゴーヤがしんなりしてきたら木綿豆腐と(2)の玉子を入れ、調味料で味付けする。
5、皿に盛り付けてかつおぶしをお好みでかければ完成★
〈チョレギサラダ〉
【材料(1人前)】
・レタス ・・・適量
・大根 ・・・適量
・きゅうり・・・適量
・長ネギ ・・・適量
・生姜 ・・・適量
・しそ ・・・適量
(調味料)
・ごま油 ・・・大さじ1
・おろしニンニクチューブ・・・少々(5mm程度)
・しょうゆ・・・小さじ2
・白だし ・・・小さじ1
・もみのりor刻み海苔・・・お好み(韓国ノリは塩が付いているので今回はやめました。)
・白ごま ・・・お好み
【つくりかた】
1、野菜を水洗いをした後、レタスは食べやすい大きさにちぎり、大根・きゅうり・しそは千切り、長ネギは白髪切り、生姜は針生姜にする。
2、ドレッシングを作る。容器にごま油、おろしニンニク、しょうゆ、白だしを入れ、よくかき混ぜる。
3、(1)と(2)、もみのりをボウルに入れ、よく和える。
4、皿に盛り付け、白ごまを振りかければ完成★
〈夏野菜と鶏肉炒め〉
【材料(1人前)】
・鶏モモ肉・・・1枚
(塩、黒こしょう・・・少々)
・ピーマン・・・1個
・なす ・・・1/2本
・ズッキーニ・・・1/3本
・トマト缶 ・・・適量
・オリーブオイル・・・大さじ1
・おろしニンニク・・・小さじ1
・乾燥オレガノ(あれば)・・・小さじ1/2
・塩 ・・・小さじ1/2
・黒こしょう・・・少々
(あればパセリ)
【つくりかた】
1、ピーマンは乱切り、なすは縦半分にし斜めにスライス(厚さ1cm)、ズッキーニは1cmの輪切りにする。鶏モモ肉は食べやすい大きさに切り、両面に塩と黒こしょうをふりかけてよく揉んでおく。
2、熱したフライパンにオリーブオイルをひき、おろしニンニクを入れ香りが出るまで炒める。3、ニンニクの香りが出てきたら、鶏モモ肉の皮面を下にして弱火でじっくり焼く。皮面が狐色になったら裏返して蓋をし、火が通るまでじっくり焼く。
4、火が通ったら鶏肉をフライパンの端のほうに移動させ中央を空ける。空けたところになすとズッキーニ、ピーマンを入れて中火で炒める。しんなりしてきたらトマト缶とオレガノを入れる。
5、中火で煮込み、グツグツしてきたら塩と黒こしょうで味を整え、パセリをふりかけて完成★